ETC.

 

* エロール・ル・カイン *
Errol Le Cain





商品が出てない時はリロードしてね

大好きな絵本画家さんなんだけど、1989年に亡くなってしまって、もう新作を見る事が出来なくて哀しい(TT)
と言っても、まだ日本で出版されてないのもあるから全部出版してくれたらいいんだけどなあ〜
キャラクターとかも魅力的なんだけど、画面の端々まで細かく描き込まれた模様とか、オリエンタルな雰囲気をプラスしてちょっと不思議な感じの漂うル・カインの絵の世界が大好き。
なかでも好きなのは初めて知った
「フォックスおくさまのむこえらび」とかね、「ハーメルンの笛ふき」とかね、劇団四季で有名な「キャッツ」の原作の絵本とかね、「いばらひめ」とか〜「シンデレラ」とか〜「おどる12人のおひめさま」とか〜いろいろ!
「イメージの魔術師」は唯一の画集(?)で宝物。本屋さんで見つけた時は嬉しかったなあ〜!!そして読んで亡くなったって知って哀しかった・・・(TT)

2004.6

*つるのとぶ日−ヒロシマの童話−* 
大野允子 他





出版社:講談社
ISBN:4061189573
発行年月: 1977年 05月
本体価格:980円 (税込:1029円
)

川のほとり
兵隊さんのくつ
泣いていたさくらの木
夜のくすのき
びんの中のお米
かげをわすれた人
雪のふる日のこと
グリーンの車
三郎のきょうのできごと
カッパは死んだ
大きいぼうし
白いひげのおじさん
きんぎょ
洋子の旗
おばあさんの店
つるのとぶ日
金のクルス



今日はヒロシマの原爆忌なのでベタに紹介。
これは小学校の図書の時間に読んで、すごい好きだったので探して買ったものです。
通販ではもう売ってないみたいで、ご紹介できるページがありましぇん(´・ω・`)
最初は原爆が落ちた日のすごく短いホントに童話って感じので、だんだんその後の後遺症などの話や、もう少し年月が経ってからの明日に続く長く現実的な児童文学って感じのになっていきます。
私は最初の方の童話にすごく惹かれてました。
熱で縮んでしまった兵隊さんの靴や、ビンの口が解けてねじれて外に出られなくなったお米がその日のことをお話をしてくれます。
一瞬の光に階段に影を焼き付けられたまま死んでしまった人が毎年自分の影を取りに来てはどうしてもはがせずに帰って行きます。
靴もお米も影も、みんな広島の原爆記念館にいるって読んで、ずっと会いに行きたかった。
今もたぶんそこにいるんじゃないかなあ?
これは「童話」だけど「本当にあった話」なんです。
たった59年前、この日本の中で本当にあった数え切れないくらいのお話の中のほんの一部なんです。
そして、それ以前もそれ以降も、今こうしている時も、これからも、世界中のあらゆる所にある本当のお話のほんのほんの僅かな一部です。
いわさきちひろの
「戦火のなかの子どもたち」という絵本も、本当にあったお話のひとつ、ベトナムの子供たちを描いたものです。
本の一部が見られます。但し一部です。ホントは全部見てほしいです。→
コチラ
昔、夏になると行われていた高校演劇祭の演目に「静かなる朝」というのがありました。
夏休み学校に残っていた5人の女子高生とひとりの先生がそれぞれその朝は何かが思い出せなくて悩むのです。
先生も昨日からの行動を振り返ってみます。先生は手紙を書いていました。
そして8月6日8時15分に時が止まってしまった事を思い出すのです。
手紙の最後に書いていた事も思い出しました。そう、「もう戦争は嫌です」と。
昔は夏になるとマンガでも戦争をテーマにしたものがよくありました。
毎年お盆に田舎に行く電車の中で読むためにマンガ雑誌を買ってもらっていましたが、当時はたいてい戦争ものが載ってたような気がします。
怖い話でさえ戦争で死んだ人が出てくるとか、そんなのが多かったような。
そして田んぼに囲まれた田舎の家で寝ていると、そこはまだ戦時中の世界のような気がして、空襲が起きやしまいかとマジでびびったりもしてました(^^;
今の社会は戦争ものはタブーですか?
「少年H」も再放送もされないし、DVDにもなりませんよね?
ああでも
「さとうきび畑の唄」は最近やってたなあ。(DVDも出てたわ(^^;)基準が分からないわ。
「華氏911」はビデオになったら絶対見ます。小泉さん、あなたも見るべきでしょう?

2004.8.6


*リサとガスパール* 
文・アン グットマン
絵・ゲオルグ・ハレンスレーベン




少し前に絵本原画展を見に行ってきました☆
もう、めちゃめちゃ可愛かったです!!( ̄▽ ̄〃〜@
私はずっとリサとガスパールは犬だと思ってたんですが、架空の生き物と言う事が判明!
そしてリサとガスパールはクラスの皆に「そっくり」と言われてることは知ってたんだけど、他のクラスの皆とゆうか、リサとガスパールの家族以外は人間だったことも判明!「そら二人そっくりって言われるわ」と初めて激しく納得(^^ゞ
そういえば絵しか知らなかった時はリサを男の子だと思ってて、女の子だと知った時はかなりのショックで、ちょっと敬遠してました(^^;
「(こんなに可愛いのに)でも女の子なんだよなあ〜〜〜〜(´・ω・`)」って思ってたんだけど、「外国語版を見れば男も女も分からんやん!」と気付いて円満解決いたしました(^^)v
って訳で絵本を買う時は外国語版を買っておりますが、日本語版より高い上にさっぱり話が分からない〜(^▽^;
でも私は文字も絵の一部として見るので、昔から外国の絵本は外国語版を買うのが好きなのよ〜
(外国版でもいろいろ出てるヤツは選り好みするし〜(^^;「わにくん」で知られてる「Krokodil, Krokodil.」は絶対ドイツ語版がいい!!
これは英語版
やっぱりね、「原画」はすごいキレイよねえ〜〜どんな原画展行っても、その後で本見るとあまりの色の違いにショックを受ける・・・
原画を知らなければ本の画像で満足できてたのに・・・これはまたしてもモ○を食ったらマ○ドは食えない現象か・・・(^^;
リサとガスパールのシリーズ以外にも、しかけ絵本の
ペネロペシリーズとか、ポリーヌちゃんも可愛いよ♪
グッズもいっぱい出てて全部欲しい!!のは山々ですが先立つものが乏しいので指人形とファスナーホルダーとメモを購入。
またそのうちボチボチと〜と思ってると売り切れならまだしも製造終了になったりして哀しみにくれるのよねえええ〜しくしく(TT)

2004.9.16



 

* あらしのよるに *
木村裕一




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アニメ映画化されるらしいです。私の大好きな「銀河鉄道の夜」の杉井ギサブロー監督らしいので、いい感じに作ってくれるかもかも?
セル画中心って言うのがいい!CGは作り物臭くて嫌いだからね。
嵐の夜に出会ったオオカミのガブとヤギのメイ
。捕食関係にあるふたりが、そうとは知らずに友達になってしまった。さあ、どうしよう。
むかーし、まだこんなに流行る前に何の予備知識もなく本屋さんでたまたま見つけて、可愛い絵に惹かれて手に取ったら、まあ大変。
一気に立ち読みしながら泣くのをこらえ、「ものすごくいいけどあかん本見つけた・・・」とエドさんに教えに行き、立ち読みさせて泣かせました。
以後、私たちの中では「いいけどあかん本」という名称で通っており、買いたいけど買えない本でもありました。
絵も話もすごく良くって、すごく欲しいんだけど、私たちは動物が可哀想な話がダメなんです(TT)
無茶無茶弱いんです。あかんのです。
でも!ある日、木村裕一さんの公式サイトを見ると、お話の続編を募集してて、それに寄せられた作品が載せられていました。
そうだよそうだよそれでいいんだよ!大人が書いた変に悲劇を交えた感動物じゃなく、子供が書いた単純なハッピーエンドに私はものすごく救われました!
そうだよねえ!そうだよねえ!良かったねえ!!そしてふたりはいつまでもなかよくしあわせにくらしました。
だからもう今では哀しくないし、あかん本でもなくなった。良かった良かった!!(;▽;)*
大昔には立原えりかの童話で「花くいライオン」っていう哀しいお話がありました。もう絶版になってるみたいです。
ヒゲをなくしたライオンが王位を奪われ国を出て行きました。
遠い草原でたった一人友達になってくれた小さな白い花に「誰かを殺して食べたら絶交よ」と言われたライオンは、腹ペコになっても我慢します。
「おつきさん、おつきさん、こころがいっぱいでもおなかはすきますか---」
そんなライオンを見て花は「私を食べて」と言いました。食べられてもいいと思うくらいあなたが好きだから。みにくくなって枯れるよりはお友達に食べられたほうがいいと思ってるからと。
ライオンは花をひとくちで食べてしまいました。
さびしくてさびしくてライオンは泣きました。もう一度白い花を探しに世界中旅したけど、食べられてもいいと思うほどライオンを好きになってくれる花は二度と見つかりませんでした。
それから何年も何年も経った時、道に迷ったウサギが遠くの草原で、ウサギになんか目もくれないで花を食べるライオンを見てみんなに話しましたが、ライオンがどうして花を食べるようになったのか誰にも分かりませんでした。というお話。
他者の命を頂かなければ生きていけない私たち。
新井素子の小説の中にも「ドリトル先生は何を食べているんだろう?」みたいな一文があったなあ。
清水玲子の「22XX」も「相手を食べる」ことを扱った深い作品で私は大好きです。

2004.12.16